歯周病治療|六本木駅から30秒の歯医者は渡邉歯科医院

歯周病治療

歯周病について

歯周病は「歯の周囲の組織が菌に感染する疾患」を指す言葉で、歯ぐきにのみ症状がみられる歯肉炎と、歯ぐきだけでなく歯根膜や歯槽骨にも症状がみられる歯周炎の2つに分けられます。
歯と歯ぐきの境目には歯肉溝とよばれる溝があり、歯周病が進行するにつれて深くなるのが特徴です。2〜3mmは正常、4〜5mmは軽度、6〜7mmは中等度、8mm以上になると重度と診断されます。歯周ポケットが深くなればそれだけ歯を支える歯槽骨が溶かされたということであり、歯のグラつきにも大きく関係します。

初期には自覚症状が少ない

はじめのうちは、歯茎から血が出るといった症状しか示しませんが、進行すると歯がぐらつきはじめ、歯茎が腫れたり、膿が出たりするようになり、そして最終的には歯が抜け落ちてしまいます。歯周病は通常は進行がゆっくりしているため、歯茎の腫れ、出血あるいは退縮が生じたり、口の中がねばついたり、口臭が増したり、歯がぐらつくようになるなど、さまざまな症状が現れるにもかかわらず、自覚症状として気づくことが少ないのでSilent disease「沈黙の病気」と呼ばれています。

全身疾患との関連性

歯周病菌の悪影響は、お口の中だけにとどまりません。歯周病が進行すると、歯周組織の血管から全身に細菌が運ばれるようになります。結果として、炎症を引き起こしたり、血栓ができやすくなったりします。
また、唾液や飲食物が胃ではなく気管に入る「誤嚥(ごえん)」にも注意が必要です。お口のなかの菌が一緒に入り込むため、肺炎を引き起こしてしまう可能性があります。命にかかわるケースも少なくありません。

関連があるとされる疾患

歯周病の進行度

STEP1歯肉炎

文字通り、歯肉にのみ炎症が起こっている状態です。人によってはブラッシングのときに出血することもあります。歯槽骨の吸収は起こっていないので、この段階で来院していただければ治療の負担も最小限で済みます。

STEP2軽度歯周炎

歯と歯ぐきの間に「歯周ポケット」と呼ばれる深い溝が形成され、歯垢や歯石が蓄積するようになります。結果的に歯槽骨の吸収(破壊)が始まってしまいます。

STEP3中等度歯周炎

歯周ポケットが深くなり、歯の隙間が目立ってくるのが特徴です。歯槽骨の吸収(破壊)が進み、歯根の半分くらいまで骨がなくなるため歯の動揺も強くなります。

STEP4重度歯周炎

歯ぐきの腫れが強くなり、痛みを伴うことがあります。また歯槽骨が歯を支えきれなくなり、グラつきが強くなることから食事を取るのも困難な状況です。歯の脱落リスクもあります。

歯周病の治療

「歯石除去」「プラークコントロール」「生活習慣の改善アドバイス」の3つが歯周病治療の主な内容です。
歯周病の根本的な原因である歯垢や歯石を機械的に除去し、進行や悪化を防ぐためにブラッシング指導でお手入れ方法の改善を図ります。歯周病は歯ぎしりや食いしばり、喫煙といった生活のなかでの癖や習慣によってもリスクが上がるため、それらを予防・改善するためのアドバイスを行うケースも少なくありません。歯周病が進行しているケースでは、外科手術が必要になる場合もあります。

予防のポイント

正しい歯磨き

歯周病の根本的な原因は、歯の根元や歯ぐきに付着した歯垢です。いくら強く磨いたり、時間をかけて磨いたりしても、歯ブラシの毛先が歯垢に当たっていなければ除去できないため、力や時間ではなく毛先が当たる場所を意識して磨くことが大切です。
プロによる歯磨き指導を受けることでより効果的にケアを行うことができます。

プロによる口腔ケア

生活習慣の改善

健康な食生活

歯周病の原因菌は糖がエサであるため、糖分の多い飲食物の摂取回数が多ければそれだけ発症リスクが上がります。
例えば、甘いものはできるだけ控えて、どうしても食べたいときはすぐに食べきり、うがいや歯磨きでお口のなかをリセットしましょう。そうすることで酸性から中性に戻るスピードが早くなります。またバランスの取れた食生活を心がけることで、歯周病と相互関係にある糖尿病の予防にも役立ちます。

質の良い睡眠

睡眠時間の不足は、免疫力の低下やストレスにつながります。免疫力が低下すると歯周組織が菌に感染しやすくなるため、注意しなくてはいけません。
また、ストレスは暴飲暴食につながりやすく、結果的にお口の中で酸性の状態が続いて歯周病が発症したり、相互関係にある糖尿病を引き起こしたりすることも。全身の健康のためにも睡眠時間はしっかり確保しましょう。

喫煙習慣の改善

たばこに含まれる成分は、歯ぐきの血流を悪くし、菌に対する抵抗力を低下させます。喫煙習慣のある方は、そうでない方にくらべて歯周病になるリスクが2〜7倍高くなるといわれており、進行した場合は禁煙しない限り治すことは難しいため注意しなくてはいけません。

適度な運動

運動不足は免疫力の低下につながります。糖尿病を引き起こす原因の1つでもあるため、適度な運動を心がけましょう。間接的にも歯周病を予防する事に繋がります。

まずは定期検診で口内環境をチェック

歯周病は虫歯と違い、進行しても自覚症状がはっきりとしていません。歯ぐきの腫れや出血は初期の段階でもみられるため危機感を覚えにくく、歯がグラついてはじめて重症化していることに気づく方もいます。
重症化した歯周病は治すのがとても難しく、対処法が抜歯以外にないケースも少なくありません。プロが状態を確認する定期検診は、自覚症状がでにくい歯周病の予防や早期発見に有効ですのでぜひご利用ください。